機動戦士ガンダムUC 二次創作 機動戦士ガンダムUC理想への旅 第22話 化物たちの初陣
「急げ!1秒でも早く、パーツを運び込むんだ。」
ブリッジから、ブライトが檄を飛ばす。
ロンド・ベル旗艦のアドミラルワッケインに、アナハイムエレクトロニクスで数少ない改コロンブス級特装輸送艦マルコ・ポーロが、νガンダムとZガンダムの予備パーツや各種装備を運び込んでいた。
既に、νガンダムとZの最終調整はほぼ済んでおり、サイコミュ兵装とサイコミュの連動調整程度で全ての調整が終了する。
フォン・ブラウン工場にいる関連スタッフの奮闘により、予定より実戦装備のほとんどが終了しており、ロンド・ベルに帰還してからの作業は、僅かだった。
フィリップ・ワッツ級工作艦トーマス・スレードが派遣され、アドミラルワッケインのMS関連モジュールを換装。
従来と比較し、予備パーツや各種装備の格納ブロックの容量を増やす事によって、当初より大幅に設計を変更した2機の予備パーツの量を増やす事で、運用に問題が生じないように対処されている。
「よし。サイコミュ兵装との、連動調整終了。」
「こちらも終了。」
「確認しました。」
格納庫では、アムロとカミーユが最終調整を終了していた。
従来運用、或いは試験運用されてきた連邦製サイコミュ兵装のノウハウを投入して開発した、フィンファンネルと新開発されたスロウランサーとの連動調整が完璧に終了し、完全に実戦に向けての準備が終了。
いつでも、戦う準備が出来ていた。
「それじゃ、ちょっと慣らし運転しましょうか。ま、必要ないかもしれませんが、フル・フロンタルの専用機の事もありますし。」
シナンジュ・スタイン強奪の際に入手したサイコフレームを、各所に使用していると思われるクローネの性能は、連邦軍上層部に大きな衝撃を与えていた。
既に、組み立てがほとんど終了していたνガンダムとZガンダムに、さらなる改修を施してさらに性能を向上させてはという提案が出たほどである。
が、いくら何でも時間がかかるし、その間第1戦隊に襲い掛かられて大打撃をこうむっては目も当てられない。
νガンダムはその性能だけでなく、様々な装備を運用可能な余裕のあるジェネレーター出力と汎用性が最大の特徴である。
Zガンダムはウェーブフォートレスに変形しての全領域対応が最大の特徴であるが、MAクラスのジェネレーターを搭載しており、さらに様々な兵装の運用を想定している。
つまり、これから開発される兵装によってさらに性能を増すMSである。
事実、フォン・ブラウン工場を本部として参加の企業や、ビーム兵器の老舗ボウワ社が加わっての追加兵装開発のプロジェクトがスタートしている。
同時に、大気圏突入・離脱が可能な特装高速輸送艦の建造も急ピッチで、進められている。
クローネが恐るべき性能を持つMSであることは疑いないが、νガンダムとZもこれで終わりではない。
故に、改修の必要はないと、結論付けられている。
「アムロ、コアファイター、行きます!」
「コアデバイサー。カミーユ、行きます。」
発艦した両機は、良好な加速性能を見せる。
「よし。各機パーツ発艦。合体テストに入る。」
νガンダムとZガンダムには、共通点がある。
それは、コアブロックシステムを、採用している事である。
360度モニターを採用した球状コックピットは、それ自体が脱出カプセルになっている。
が、これまでの実戦で得られたデータでは、思うほどにはパイロットの生存性は高くなっていなかった。
ロンド・ベルのMS隊の中核を担い、替えの効かない人材であるアムロとカミーユの生存性を高める為に、注目されたのがコアブロックシステムである。
両機に採用され、コアブロックと上半身、下半身のパーツに分かれて機体が、構成されている。
コアブロックからの誘導レーザーがシンクロし、各パーツが合体。
νガンダムとZガンダムとなる。
「合体テスト、結果良好。」
「よし、デブリ帯での機動性・運動性の試験に入る。」
「了解。」
MS形態となった両機は、近くのデブリ帯へ向かう。
「両機、さらに加速。凄い、デブリの中をこんなに軽やかに…。」
大小の隕石や破壊されたMSや艦のパーツが浮遊しているデブリ帯での機動は、高い技量を必要とする。
モノケロスでもテストされ、良好な成績を残したが、2機の機動性と運動性はそれを大きく上回っている。
「ありえない…!エルフの3倍!いや、4倍を超えます!」
デブリを軽やかに回避して、適度な大きさの隕石があれば、それを踏み台にしてさらに加速する。
その性能は、明らかにクローネを上回る。
その分、Gも凄まじいが、新型のリニアシートを採用し、十分許容範囲に収まっている。
コックピットと、駆動系各所に搭載されたサイコフレームによって、2人の思念が直接伝達され、追随性が格段に高まり軽やかな運動性を実現している。
「デブリ帯突破。テスト第二段階に入ります。Gリフター、発艦。Zガンダム、ウェーブフォートレスへのトランスフォーメーションを開始してください。」
カタパルトに、ベースジャバーと違うSFSが固定され、発艦する。
Gリフター。
Zガンダムと共同作戦が取れるように、νガンダム専用に開発されたSFSである。
Zガンダムは、長大な航続距離と巡航速度。
拠点撃滅用に重武装を施された、ウェーブフォートレスに変形する。
それと連携できるように、νガンダム専用に開発された、SFSである。
Zガンダムの驚異的な巡航速度に追随できることを前提として、開発されている。
リゼルのビームライフルを流用したロングレンジツインビームキャノンの他、長距離ミサイル「トマホーク」と対艦ミサイル「ハープーン」といった対艦兵装を搭載し、さらにモジュール式ジェネレーターを搭載することで、大出力ビーム兵装の運用を可能とする。
ウェーブフォートレスに変形後、MS形態を大きく凌ぐ加速性能を発揮するZに、νガンダムはきちんとついて来ている。
前面に展開された標的用のバルーンに、Zの重武装とGリフターの武装が襲い掛かり、見事に撃墜。
「最後には、ファンネルのテストを行う。」
再びバルーンが展開されると、ZはMS形態へと変形。
νガンダムと共に、フィンファンネルを射出する。
「「当たれ!」」
フィンファンネルのビームが、バルーンを過たず貫く。
「テスト終了。帰投せよ。」
ブライトの帰艦命令が届くと、2機は帰艦する
帰還したアムロとカミーユは、改めてサイコミュ調整を行うとドリンクを飲みながら、整備を見守っていた。
「凄い機体ですね。」
「ああ。」
モノケロスは、改修してもフロンタルが駆るクローネには勝てなかったが、νガンダムとZなら、確実に勝てる。
2人は、その確証を感じていた。
「どうだ?新しいガンダムは。」
ブリッジをメランに任せてきたブライトが、様子を見にハンガーに来ていた。
「申し分ないな。性能は高いが、操縦性は至って素直だ。クリアランスこそかなり高くなっているが、パーツも基本的にはZ系の規格だし、高性能に比してはそんなに整備は大変じゃない筈だ。コアブロックシステムも、ガンダムの発展型だ。サイコミュ系こそ手間が掛かるが、予想以上に運用性もいい。Zガンダムテロスは成熟したTMSの技術を導入しているので、ムーバブルフレームの泣き所は相当に改善されている。むしろ、初代のZより整備性は高いだろうな。高性能だが、優れた運用性を持ち合わせている。性能面で言えば、サイコフレームには驚くしかない。搭載した各サイコミュユニットが、大幅に性能が向上している。特に、ムーバブルフレームに組み込むことによって、追随性が著しく向上した。思った通りに、機体が動く。モノケロスを始めとする、各種試作型MSのデータを収集。統合することにより、従来以上に完成度が高い理想的なムーバブルフレームを実装して、サイコフレームを各駆動部に搭載。従来機を大きく上回るニュータイプ専用機が完成した。新しいムーバブルフレームのデータは、新型量産機にも活かせるはずだ。どんな機体が開発されるか、楽しみだよ。あとは、ロンデニオンでフル・オーバーホールか、思ったより激戦だったからな。」
現在、第1戦隊はロンドニオンに向かっている。
本来なら、そこまで必要ないが、νガンダムとZガンダムの戦闘データの整理と、それを考慮した操縦系の調整。今後に備えてのデータ収集と解析といった、作業が待っている。
改修したモノケロスθは、フル・オーバーホールをして、予備機としてアドミラルワッケインに配属されることが決まっている。ケーラには、予備機としてリ・ガズィが与えられ、改修が行われることが決定している。
「俺たちが思うより、ジオンの残党が地球圏には多い。それを何とかするために、ロンド・ベルがいるわけだが、戦力が足りない。使える機体は、しっかり手入れをしておかないとな。」
ブライトの言葉に、アムロとカミーユが頷く。
その時、急報が入った。
「ロンデニオン周辺宙域だ。現在は、フォウがMS隊の指揮を執って押しとどめているが、楽ではないようだ。」
「数か…。」
袖付きを含めて、ロンド・ベルの敵は一つである。
それは、数である。
サイド1の中でも、ロンデニオンはロンド・ベルのお膝元。
全部隊が出撃しても、嚮導団を兼ねた守備兵力が駐屯している。
リゼル2個中隊、直属のサイレン一個小隊をフォウのK.A.Nが率いる。
予備機として、ニュータイプ用リゼルが用意されている。
質としては、申し分ない。
リゼルやエルフ、ジェガンに匹敵するMSを手に入れる手段は、残党達にはほぼないと言っていい。
が、数の点では、どうしても劣る。
艦隊戦に備えた戦力は、ラー・カイラム級戦艦エウラリア、クラップ級シェーンブル、プリマス、ファルマス、ニューポートが駐屯しているが、決して多いとは言えない。
そう簡単に、壊滅させられはしなくとも、救援を急ぐ必要があった。
「派遣されるリゼル隊に、高速巡航用ブースター搭載完了。」
「νガンダム、Z、共に準備完了。Gリフター、バスターロック、チェックオールクリア。各部隊、何時でも出れます。」
急ピッチでの作業の甲斐あって、救援部隊の支度は思うより早く完了した。
リゼルには、オプションとして開発されたプロペラント直結のブースターポッドが搭載されており、巡航速度なら、Zにも劣らない。
アムロとカミーユの小隊は、ストライクエルフへと換装が終了している。
アムロ達が留守の間は、MS部隊の指揮はケーラに任せられている。
「よし!出撃。アムロ、カミーユ、頼むぞ。」
「「了解!」」
ロンデニオン周辺宙域では、駐留部隊とジオン残党の間で激しい戦闘が繰り広げられていた。
「左翼部隊、第二陣前に。第一陣中破以上の機体は母艦に帰投せよ。右翼は横陣をそのままに現状を維持。」
フォウは、試験機として与えられた機体。
試作ニュータイプ専用MS、NSX-93 K.A.Nを駆り指揮をしつつ敵MSをまた一機撃破していた。
アナハイム社の設計技師、イチロウ・アマルティア・ホリコシが開発。
装甲を軽量化し、強大な火力と対にするという設計思想の元で開発され、機動性をサイコミュによってより活かす機体となっている。
腕部ビームキャノン「パワーランチャー」。
シールドに搭載された、各種兵装。
ビームセイバー、大型ビット、ファンネルミサイル。
独特の兵装として、打撃力を活かす白兵戦兵装であり、高圧電流により内部機構にダメージを与えるショックスパヌードを搭載している。
高出力ジェネレーターを搭載し、十分すぎるパワーを活かすことで、MSを撃破することも可能である。
第1戦隊が留守にしている間に、ある程度データを収集した後に、第一次改装が行われ、各部により進歩したマグネットコーティングを施し、サイコブロックを搭載。
Zのバイオセンサーを参考にした、試作段階のサイコミュ受信パックをコックピットに搭載。
反応速度と追随性が、向上している。
直属のサイレン一個小隊も、腕利きで構成されている。
リゼル隊も嚮導部隊の一員だけあって、そこらのパイロットより高い技量を持つ。
が、人間である以上、疲労は蓄積される。
ガザ系やガ・ゾウム、ズサといったネオ・ジオン系を使用するMS隊は、数が多く、コロニーに危害を加えさせないためにも、一機たりとも通すわけにはいかない。
その上、ほとんどジャンクでしかない特攻機同然の機体も数多く現れたことで、押しているにも拘らず、厳しい戦況であった。
「大尉。新手が左翼より接近。」
「左翼に厚みを作って。右翼から、可能な限り回して。」
「了解。」
ヘルメットのバイザーを上げて、首を振ると汗が珠となってコックピット内に広がる。
戦闘から少なからぬ時間が経っており、フォウだけでなく、駐留するMS部隊のすべてに疲労の色が濃い。
袖付きならともかく、残党の厄介な点は死を恐れない点である。
撃墜同然になっても、1人でも道連れにしようとする。
ロンド・ベルではそれを考慮した訓練が行われており、嚮導部隊も同様であるが、疲労の色が濃くなれば適切に対応するのは難しくなる。
精鋭部隊ともなればそういった場合こそ真価を発揮するが、狙いを指揮官機。
つまり、フォウのK.A.Nに狙いを絞る為、肉体的に優れている強化人間のフォウであっても疲労が蓄積されれば、反応速度も落ちる。
戦いながら、部隊の指揮を執っていれば猶更である。
格闘戦をしながら、フォウはビットとファンネルミサイルで、MSを撃破する。
それに動揺せずに、ジャンクMSが突っ込んでくる。
始めから特攻以外を考えていないと見てよく、下手をすれば道連れにされかねない。
『こいつらさえいなければ…。』
この特攻部隊がいなければ、戦況は大きく違っていただろう。
が、存在する以上、撃破しなければならない。
ロンデニオンには、大事な子供たちがいる。
絶対に守らなければならない、大切な存在である。
『心配しないで。ママが、絶対に守って見せるから。』
フォウが呼吸を整えると、後方から多数のミサイルが発射されて、残党のMSを撃破する。
「間に合った…!」
背部のジャベリンミサイルで、MSを撃破したカミーユは胸をなでおろす。
「カミーユ。母艦は、俺に任せろ。連携してMS部隊を頼む。」
ビームキャノンで牽制しつつ、アムロはGリフターに搭載されている大型ビームキャノン、バスターロックを展開する。
「了解。ついて来い。」
「「「了解!」」」
カミーユは部隊を展開させて、嚮導部隊と挟撃体制を作る。
アムロは、バスターロックの大口径レーザーセンサー、高精度CCDイメージセンサー、複合レドームで、残党の母艦に照準を定めて、引き金を引く。
「ゾーリンゲン、轟沈!ガンダムです!!第二射来ます!!」
「回避!ゾーリンゲンの直掩機を、こちらに合流させろ。あのデカブツは、そう連射はできんはずだ。ガンダムとはいえ、ジェネレーター出力には限度がある。SFSを狙え!」
残党部隊の帰艦を務めるエンドラ級ビーレフェルトの艦長は、指示を出す。
バスターロックの第二射をどうにか回避して、轟沈した艦の直掩を合流させて、Gリフターに狙いを定めるが、SFSを使用しているようには思えない機動性で、攻撃を回避していく。
「あいにくと、Gリフターはそんなにのろまじゃないよ。」
GリフターはSFSであり、使い捨てされることを前提にしているとはいえ、ウェーブフォートレス状態のZガンダムとの連携も前提にしており、高い機動性を発揮できるように設計されている。
そう簡単に、撃墜はできなかった。
「お返しだ。」
バスターロックを発射後に、4発分のエネルギーを収束させた最大出力のビームライフルを発射する。
「デュースブルク轟沈、エッセン大破、戦闘不能!」
νガンダムのビームライフルは最大出力となると、戦艦クラスの破壊力を有する。
僅かに掠っただけでも、MSは撃墜される。
艦船にしても直撃すれば、ひとたまりもない。
Zは、嚮導部隊と連携を取りつつ、残党部隊を確実に仕留めていった。
Zの主射撃兵装はビームライフルを強化したビームスマートガンであり、連装式を採用している為にさらに火力が向上している。
その他、各所に兵装を搭載しているために、MS形態でも強力な火力を有する。
その上、機動性、運動性共に優れており、近接戦闘でも高い性能を有する。
今までのデータを反映し、ムーバブルフレームの各所にサイコフレームを搭載。
サイコレシーバーで敵の脳波を強化して受信することにより先手を打ち、操縦系の追随性を高め、駆動系と連動することにより、高い機動性と運動性を実現している。
νガンダムもまた、サイコミュを操縦系の追随性と駆動系の連動に積極的に用いることにより、高い機動性と運動性を実現。
さらに、高い汎用性を実現することで、連邦軍で使用されているMS用兵装は全て用いることができる。
高性能だが、操縦系は至って素直であり扱いやすい。
アムロは、νガンダムの性能を最大限に活かして、MSを撃破していく。
そして、新型のサイコミュ兵装であるフィンファンネルは従来のビットやファンネルと比較して、火力も高い。
大型で敵からの視認性という点は劣るが、ジェネレーターを搭載しており、戦闘継続時間は非常に長い。
そして、アムロとカミーユが使用していることにより、AMBAC性能を最大限に活かして被弾せずに、カウンターで確実に撃破していく。
最愛の夫であるカミーユと共に、家族を守る。
それが、フォウの精神を活性化し、疲れを忘れさせて、理想的な連携で文字通り敵を蹴散らした。
やがて、集団戦等が不可能な程にダメージを受けた残党は、司令官の自決と共に降伏して戦闘は終結した。
νガンダム。
Zガンダムテロス。
新型のガンダムは、その性能をこれでもかと見せつけて、強力な援軍としての役割を見事に果たした。
後書き
遂に戦場にデビューした、νガンダムと新たなZガンダム。Zガンダムテロス。
金に糸目をつけず、連邦最強のコンビである、アムロとカミーユの実力を最大限に発揮できるように開発された2機は、ロンデニオンを襲ったジオン残党を軽々と撃破。
家族が暮らす地を、見事に守り切りました。
360度視野のコックピットは、脱出装置を兼ねている割に、役に立っている印象がまるでなかったので(ハンブラビを駆るヤザンくらいじゃないでしょうか?)、コストはかかっても、コアブロックシステムに戻す事にしました。
生存率の向上だけでなく、重量な戦闘データを持ち帰ることもできますからね。
これで、対クローネ対策は万全と言っていいでしょう。
後は、ロンデニオンに戻って、艦とMSのオーバーホール後に再出撃です。
袖付きの本拠地は、宇宙。
そして、必要とはいえロンドベルのオーバーホールは、別の視点で見れば戦力の低下とも言えます。
そうなると、頼りになるのは、コウ達第7遊撃機動艦隊くらい。
とはいえ、ラプラスの箱を追うバナージ達の事もあります。
袖付きも、相応に戦力の分散をする必要があるかもしれませんね。
現状、どちらが、優位とは言えないのかも。

HGUC 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア νガンダム (ヘビー・ウエポン・システム装備型) 1/144スケール 色分け済みプラモデル

HGUC 1/144 ZZガンダム (機動戦士ZZガンダム)

HGUC 機動戦士ガンダムUC リゼル(隊長機) 1/144スケール 色分け済みプラモデル
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ブリッジから、ブライトが檄を飛ばす。
ロンド・ベル旗艦のアドミラルワッケインに、アナハイムエレクトロニクスで数少ない改コロンブス級特装輸送艦マルコ・ポーロが、νガンダムとZガンダムの予備パーツや各種装備を運び込んでいた。
既に、νガンダムとZの最終調整はほぼ済んでおり、サイコミュ兵装とサイコミュの連動調整程度で全ての調整が終了する。
フォン・ブラウン工場にいる関連スタッフの奮闘により、予定より実戦装備のほとんどが終了しており、ロンド・ベルに帰還してからの作業は、僅かだった。
フィリップ・ワッツ級工作艦トーマス・スレードが派遣され、アドミラルワッケインのMS関連モジュールを換装。
従来と比較し、予備パーツや各種装備の格納ブロックの容量を増やす事によって、当初より大幅に設計を変更した2機の予備パーツの量を増やす事で、運用に問題が生じないように対処されている。
「よし。サイコミュ兵装との、連動調整終了。」
「こちらも終了。」
「確認しました。」
格納庫では、アムロとカミーユが最終調整を終了していた。
従来運用、或いは試験運用されてきた連邦製サイコミュ兵装のノウハウを投入して開発した、フィンファンネルと新開発されたスロウランサーとの連動調整が完璧に終了し、完全に実戦に向けての準備が終了。
いつでも、戦う準備が出来ていた。
「それじゃ、ちょっと慣らし運転しましょうか。ま、必要ないかもしれませんが、フル・フロンタルの専用機の事もありますし。」
シナンジュ・スタイン強奪の際に入手したサイコフレームを、各所に使用していると思われるクローネの性能は、連邦軍上層部に大きな衝撃を与えていた。
既に、組み立てがほとんど終了していたνガンダムとZガンダムに、さらなる改修を施してさらに性能を向上させてはという提案が出たほどである。
が、いくら何でも時間がかかるし、その間第1戦隊に襲い掛かられて大打撃をこうむっては目も当てられない。
νガンダムはその性能だけでなく、様々な装備を運用可能な余裕のあるジェネレーター出力と汎用性が最大の特徴である。
Zガンダムはウェーブフォートレスに変形しての全領域対応が最大の特徴であるが、MAクラスのジェネレーターを搭載しており、さらに様々な兵装の運用を想定している。
つまり、これから開発される兵装によってさらに性能を増すMSである。
事実、フォン・ブラウン工場を本部として参加の企業や、ビーム兵器の老舗ボウワ社が加わっての追加兵装開発のプロジェクトがスタートしている。
同時に、大気圏突入・離脱が可能な特装高速輸送艦の建造も急ピッチで、進められている。
クローネが恐るべき性能を持つMSであることは疑いないが、νガンダムとZもこれで終わりではない。
故に、改修の必要はないと、結論付けられている。
「アムロ、コアファイター、行きます!」
「コアデバイサー。カミーユ、行きます。」
発艦した両機は、良好な加速性能を見せる。
「よし。各機パーツ発艦。合体テストに入る。」
νガンダムとZガンダムには、共通点がある。
それは、コアブロックシステムを、採用している事である。
360度モニターを採用した球状コックピットは、それ自体が脱出カプセルになっている。
が、これまでの実戦で得られたデータでは、思うほどにはパイロットの生存性は高くなっていなかった。
ロンド・ベルのMS隊の中核を担い、替えの効かない人材であるアムロとカミーユの生存性を高める為に、注目されたのがコアブロックシステムである。
両機に採用され、コアブロックと上半身、下半身のパーツに分かれて機体が、構成されている。
コアブロックからの誘導レーザーがシンクロし、各パーツが合体。
νガンダムとZガンダムとなる。
「合体テスト、結果良好。」
「よし、デブリ帯での機動性・運動性の試験に入る。」
「了解。」
MS形態となった両機は、近くのデブリ帯へ向かう。
「両機、さらに加速。凄い、デブリの中をこんなに軽やかに…。」
大小の隕石や破壊されたMSや艦のパーツが浮遊しているデブリ帯での機動は、高い技量を必要とする。
モノケロスでもテストされ、良好な成績を残したが、2機の機動性と運動性はそれを大きく上回っている。
「ありえない…!エルフの3倍!いや、4倍を超えます!」
デブリを軽やかに回避して、適度な大きさの隕石があれば、それを踏み台にしてさらに加速する。
その性能は、明らかにクローネを上回る。
その分、Gも凄まじいが、新型のリニアシートを採用し、十分許容範囲に収まっている。
コックピットと、駆動系各所に搭載されたサイコフレームによって、2人の思念が直接伝達され、追随性が格段に高まり軽やかな運動性を実現している。
「デブリ帯突破。テスト第二段階に入ります。Gリフター、発艦。Zガンダム、ウェーブフォートレスへのトランスフォーメーションを開始してください。」
カタパルトに、ベースジャバーと違うSFSが固定され、発艦する。
Gリフター。
Zガンダムと共同作戦が取れるように、νガンダム専用に開発されたSFSである。
Zガンダムは、長大な航続距離と巡航速度。
拠点撃滅用に重武装を施された、ウェーブフォートレスに変形する。
それと連携できるように、νガンダム専用に開発された、SFSである。
Zガンダムの驚異的な巡航速度に追随できることを前提として、開発されている。
リゼルのビームライフルを流用したロングレンジツインビームキャノンの他、長距離ミサイル「トマホーク」と対艦ミサイル「ハープーン」といった対艦兵装を搭載し、さらにモジュール式ジェネレーターを搭載することで、大出力ビーム兵装の運用を可能とする。
ウェーブフォートレスに変形後、MS形態を大きく凌ぐ加速性能を発揮するZに、νガンダムはきちんとついて来ている。
前面に展開された標的用のバルーンに、Zの重武装とGリフターの武装が襲い掛かり、見事に撃墜。
「最後には、ファンネルのテストを行う。」
再びバルーンが展開されると、ZはMS形態へと変形。
νガンダムと共に、フィンファンネルを射出する。
「「当たれ!」」
フィンファンネルのビームが、バルーンを過たず貫く。
「テスト終了。帰投せよ。」
ブライトの帰艦命令が届くと、2機は帰艦する
帰還したアムロとカミーユは、改めてサイコミュ調整を行うとドリンクを飲みながら、整備を見守っていた。
「凄い機体ですね。」
「ああ。」
モノケロスは、改修してもフロンタルが駆るクローネには勝てなかったが、νガンダムとZなら、確実に勝てる。
2人は、その確証を感じていた。
「どうだ?新しいガンダムは。」
ブリッジをメランに任せてきたブライトが、様子を見にハンガーに来ていた。
「申し分ないな。性能は高いが、操縦性は至って素直だ。クリアランスこそかなり高くなっているが、パーツも基本的にはZ系の規格だし、高性能に比してはそんなに整備は大変じゃない筈だ。コアブロックシステムも、ガンダムの発展型だ。サイコミュ系こそ手間が掛かるが、予想以上に運用性もいい。Zガンダムテロスは成熟したTMSの技術を導入しているので、ムーバブルフレームの泣き所は相当に改善されている。むしろ、初代のZより整備性は高いだろうな。高性能だが、優れた運用性を持ち合わせている。性能面で言えば、サイコフレームには驚くしかない。搭載した各サイコミュユニットが、大幅に性能が向上している。特に、ムーバブルフレームに組み込むことによって、追随性が著しく向上した。思った通りに、機体が動く。モノケロスを始めとする、各種試作型MSのデータを収集。統合することにより、従来以上に完成度が高い理想的なムーバブルフレームを実装して、サイコフレームを各駆動部に搭載。従来機を大きく上回るニュータイプ専用機が完成した。新しいムーバブルフレームのデータは、新型量産機にも活かせるはずだ。どんな機体が開発されるか、楽しみだよ。あとは、ロンデニオンでフル・オーバーホールか、思ったより激戦だったからな。」
現在、第1戦隊はロンドニオンに向かっている。
本来なら、そこまで必要ないが、νガンダムとZガンダムの戦闘データの整理と、それを考慮した操縦系の調整。今後に備えてのデータ収集と解析といった、作業が待っている。
改修したモノケロスθは、フル・オーバーホールをして、予備機としてアドミラルワッケインに配属されることが決まっている。ケーラには、予備機としてリ・ガズィが与えられ、改修が行われることが決定している。
「俺たちが思うより、ジオンの残党が地球圏には多い。それを何とかするために、ロンド・ベルがいるわけだが、戦力が足りない。使える機体は、しっかり手入れをしておかないとな。」
ブライトの言葉に、アムロとカミーユが頷く。
その時、急報が入った。
「ロンデニオン周辺宙域だ。現在は、フォウがMS隊の指揮を執って押しとどめているが、楽ではないようだ。」
「数か…。」
袖付きを含めて、ロンド・ベルの敵は一つである。
それは、数である。
サイド1の中でも、ロンデニオンはロンド・ベルのお膝元。
全部隊が出撃しても、嚮導団を兼ねた守備兵力が駐屯している。
リゼル2個中隊、直属のサイレン一個小隊をフォウのK.A.Nが率いる。
予備機として、ニュータイプ用リゼルが用意されている。
質としては、申し分ない。
リゼルやエルフ、ジェガンに匹敵するMSを手に入れる手段は、残党達にはほぼないと言っていい。
が、数の点では、どうしても劣る。
艦隊戦に備えた戦力は、ラー・カイラム級戦艦エウラリア、クラップ級シェーンブル、プリマス、ファルマス、ニューポートが駐屯しているが、決して多いとは言えない。
そう簡単に、壊滅させられはしなくとも、救援を急ぐ必要があった。
「派遣されるリゼル隊に、高速巡航用ブースター搭載完了。」
「νガンダム、Z、共に準備完了。Gリフター、バスターロック、チェックオールクリア。各部隊、何時でも出れます。」
急ピッチでの作業の甲斐あって、救援部隊の支度は思うより早く完了した。
リゼルには、オプションとして開発されたプロペラント直結のブースターポッドが搭載されており、巡航速度なら、Zにも劣らない。
アムロとカミーユの小隊は、ストライクエルフへと換装が終了している。
アムロ達が留守の間は、MS部隊の指揮はケーラに任せられている。
「よし!出撃。アムロ、カミーユ、頼むぞ。」
「「了解!」」
ロンデニオン周辺宙域では、駐留部隊とジオン残党の間で激しい戦闘が繰り広げられていた。
「左翼部隊、第二陣前に。第一陣中破以上の機体は母艦に帰投せよ。右翼は横陣をそのままに現状を維持。」
フォウは、試験機として与えられた機体。
試作ニュータイプ専用MS、NSX-93 K.A.Nを駆り指揮をしつつ敵MSをまた一機撃破していた。
アナハイム社の設計技師、イチロウ・アマルティア・ホリコシが開発。
装甲を軽量化し、強大な火力と対にするという設計思想の元で開発され、機動性をサイコミュによってより活かす機体となっている。
腕部ビームキャノン「パワーランチャー」。
シールドに搭載された、各種兵装。
ビームセイバー、大型ビット、ファンネルミサイル。
独特の兵装として、打撃力を活かす白兵戦兵装であり、高圧電流により内部機構にダメージを与えるショックスパヌードを搭載している。
高出力ジェネレーターを搭載し、十分すぎるパワーを活かすことで、MSを撃破することも可能である。
第1戦隊が留守にしている間に、ある程度データを収集した後に、第一次改装が行われ、各部により進歩したマグネットコーティングを施し、サイコブロックを搭載。
Zのバイオセンサーを参考にした、試作段階のサイコミュ受信パックをコックピットに搭載。
反応速度と追随性が、向上している。
直属のサイレン一個小隊も、腕利きで構成されている。
リゼル隊も嚮導部隊の一員だけあって、そこらのパイロットより高い技量を持つ。
が、人間である以上、疲労は蓄積される。
ガザ系やガ・ゾウム、ズサといったネオ・ジオン系を使用するMS隊は、数が多く、コロニーに危害を加えさせないためにも、一機たりとも通すわけにはいかない。
その上、ほとんどジャンクでしかない特攻機同然の機体も数多く現れたことで、押しているにも拘らず、厳しい戦況であった。
「大尉。新手が左翼より接近。」
「左翼に厚みを作って。右翼から、可能な限り回して。」
「了解。」
ヘルメットのバイザーを上げて、首を振ると汗が珠となってコックピット内に広がる。
戦闘から少なからぬ時間が経っており、フォウだけでなく、駐留するMS部隊のすべてに疲労の色が濃い。
袖付きならともかく、残党の厄介な点は死を恐れない点である。
撃墜同然になっても、1人でも道連れにしようとする。
ロンド・ベルではそれを考慮した訓練が行われており、嚮導部隊も同様であるが、疲労の色が濃くなれば適切に対応するのは難しくなる。
精鋭部隊ともなればそういった場合こそ真価を発揮するが、狙いを指揮官機。
つまり、フォウのK.A.Nに狙いを絞る為、肉体的に優れている強化人間のフォウであっても疲労が蓄積されれば、反応速度も落ちる。
戦いながら、部隊の指揮を執っていれば猶更である。
格闘戦をしながら、フォウはビットとファンネルミサイルで、MSを撃破する。
それに動揺せずに、ジャンクMSが突っ込んでくる。
始めから特攻以外を考えていないと見てよく、下手をすれば道連れにされかねない。
『こいつらさえいなければ…。』
この特攻部隊がいなければ、戦況は大きく違っていただろう。
が、存在する以上、撃破しなければならない。
ロンデニオンには、大事な子供たちがいる。
絶対に守らなければならない、大切な存在である。
『心配しないで。ママが、絶対に守って見せるから。』
フォウが呼吸を整えると、後方から多数のミサイルが発射されて、残党のMSを撃破する。
「間に合った…!」
背部のジャベリンミサイルで、MSを撃破したカミーユは胸をなでおろす。
「カミーユ。母艦は、俺に任せろ。連携してMS部隊を頼む。」
ビームキャノンで牽制しつつ、アムロはGリフターに搭載されている大型ビームキャノン、バスターロックを展開する。
「了解。ついて来い。」
「「「了解!」」」
カミーユは部隊を展開させて、嚮導部隊と挟撃体制を作る。
アムロは、バスターロックの大口径レーザーセンサー、高精度CCDイメージセンサー、複合レドームで、残党の母艦に照準を定めて、引き金を引く。
「ゾーリンゲン、轟沈!ガンダムです!!第二射来ます!!」
「回避!ゾーリンゲンの直掩機を、こちらに合流させろ。あのデカブツは、そう連射はできんはずだ。ガンダムとはいえ、ジェネレーター出力には限度がある。SFSを狙え!」
残党部隊の帰艦を務めるエンドラ級ビーレフェルトの艦長は、指示を出す。
バスターロックの第二射をどうにか回避して、轟沈した艦の直掩を合流させて、Gリフターに狙いを定めるが、SFSを使用しているようには思えない機動性で、攻撃を回避していく。
「あいにくと、Gリフターはそんなにのろまじゃないよ。」
GリフターはSFSであり、使い捨てされることを前提にしているとはいえ、ウェーブフォートレス状態のZガンダムとの連携も前提にしており、高い機動性を発揮できるように設計されている。
そう簡単に、撃墜はできなかった。
「お返しだ。」
バスターロックを発射後に、4発分のエネルギーを収束させた最大出力のビームライフルを発射する。
「デュースブルク轟沈、エッセン大破、戦闘不能!」
νガンダムのビームライフルは最大出力となると、戦艦クラスの破壊力を有する。
僅かに掠っただけでも、MSは撃墜される。
艦船にしても直撃すれば、ひとたまりもない。
Zは、嚮導部隊と連携を取りつつ、残党部隊を確実に仕留めていった。
Zの主射撃兵装はビームライフルを強化したビームスマートガンであり、連装式を採用している為にさらに火力が向上している。
その他、各所に兵装を搭載しているために、MS形態でも強力な火力を有する。
その上、機動性、運動性共に優れており、近接戦闘でも高い性能を有する。
今までのデータを反映し、ムーバブルフレームの各所にサイコフレームを搭載。
サイコレシーバーで敵の脳波を強化して受信することにより先手を打ち、操縦系の追随性を高め、駆動系と連動することにより、高い機動性と運動性を実現している。
νガンダムもまた、サイコミュを操縦系の追随性と駆動系の連動に積極的に用いることにより、高い機動性と運動性を実現。
さらに、高い汎用性を実現することで、連邦軍で使用されているMS用兵装は全て用いることができる。
高性能だが、操縦系は至って素直であり扱いやすい。
アムロは、νガンダムの性能を最大限に活かして、MSを撃破していく。
そして、新型のサイコミュ兵装であるフィンファンネルは従来のビットやファンネルと比較して、火力も高い。
大型で敵からの視認性という点は劣るが、ジェネレーターを搭載しており、戦闘継続時間は非常に長い。
そして、アムロとカミーユが使用していることにより、AMBAC性能を最大限に活かして被弾せずに、カウンターで確実に撃破していく。
最愛の夫であるカミーユと共に、家族を守る。
それが、フォウの精神を活性化し、疲れを忘れさせて、理想的な連携で文字通り敵を蹴散らした。
やがて、集団戦等が不可能な程にダメージを受けた残党は、司令官の自決と共に降伏して戦闘は終結した。
νガンダム。
Zガンダムテロス。
新型のガンダムは、その性能をこれでもかと見せつけて、強力な援軍としての役割を見事に果たした。
後書き
遂に戦場にデビューした、νガンダムと新たなZガンダム。Zガンダムテロス。
金に糸目をつけず、連邦最強のコンビである、アムロとカミーユの実力を最大限に発揮できるように開発された2機は、ロンデニオンを襲ったジオン残党を軽々と撃破。
家族が暮らす地を、見事に守り切りました。
360度視野のコックピットは、脱出装置を兼ねている割に、役に立っている印象がまるでなかったので(ハンブラビを駆るヤザンくらいじゃないでしょうか?)、コストはかかっても、コアブロックシステムに戻す事にしました。
生存率の向上だけでなく、重量な戦闘データを持ち帰ることもできますからね。
これで、対クローネ対策は万全と言っていいでしょう。
後は、ロンデニオンに戻って、艦とMSのオーバーホール後に再出撃です。
袖付きの本拠地は、宇宙。
そして、必要とはいえロンドベルのオーバーホールは、別の視点で見れば戦力の低下とも言えます。
そうなると、頼りになるのは、コウ達第7遊撃機動艦隊くらい。
とはいえ、ラプラスの箱を追うバナージ達の事もあります。
袖付きも、相応に戦力の分散をする必要があるかもしれませんね。
現状、どちらが、優位とは言えないのかも。

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