機動戦士ガンダムUC 二次創作 機動戦士ガンダムUC理想への旅 第20話 宇宙の状況

 バナージ達が地球に向かっている頃、ブライト達ロンド・ベル第1戦隊は、宇宙で任務に精励していた。

「ふう…。」
 戦闘を終えたカミーユは、ヘルメットのバイザーを開けて一息つくと、備え付けのドリンク剤を飲む。
 第7遊撃機動艦隊と別れた後、通常の任務に戻ったが、ある事の為に奔走していた。
「大丈夫か?カミーユ。ジャンク品に毛の生えたようなMSばかりだが、エムエイフでは時として苦戦するかもしれないからな。俺たちが、踏ん張る必要がある。」
 カミーユに通信を入れたアムロは、ノーマルスーツ越しに凝り固まった筋肉をほぐしていた。
 エイフ部隊は、第1戦隊で囲うように防御したこともあり、艦の損害は軽微だった
 第1戦隊も、艦の損害はさほどではないし、MS部隊も小葉が精々である。
「司令。補給艦部隊が、間もなく合流します。推進剤の補給は2時間程度とのことです。」
「そうか。第1戦闘配置解除。交代で休みを取ってくれ。まったく…。こうもいきなり、エイフが狙われて救援任務に当てられては、堪らんな…。全速で駆け付けることが多いから、推進剤の減りも馬鹿にならん。」
 ロンド・ベルの各戦隊の旗艦は高速艦であり、早さを求められる救援任務には最適である。

「救援信号キャッチ。哨戒艦イギリスからです。」
「あの2人の艦からか…。」
「司令、ゲタに増槽を付けた物を用意してくれ、俺とカミーユで先行する。」
「解った。格納庫ベースジャバー用意。増槽を付けろ。それから、ホワイトスパロー隊の補給を最優先して急いでくれ。」
 サブフライトシステム89式改ベースジャバー。
 通称ゲタは、MSの航続距離を超えるポイントへの侵攻及び救援における、MSの足として開発された。
 さらに、アストナージはいつでも使えるように、効率的に増槽等の装備を搭載して、使えるように工夫している。
 空母インヴィンシブルの艦載部隊の中で、最も損害が少なく補給も澄む部隊、哨戒用に大型レドーム型センサーを搭載するAWACタイプ2機を準備させる。

「司令官。準備整いました。」
「よし、直ちに発進。我々も補給作業が終わり次第、全速で後を追う。アムロ、カミーユ、ガスナー。頼むぞ。」
「「「了解!」」」
 アムロとカミーユ。
 それに、ホワイトスパロー隊を指揮する熟練パイロットである、ガスナー中尉に連絡を入れると、ウィンドウの中で敬礼した3人が率いる部隊は、すぐに発進する。

「ああ!もう!!キリがない!!」
 90mmライフルと専用コンポジットビームマシンガンを撃ちまくりながら、プルはエムエイフのコックピットで毒づく。
 どこから集めたのか、バリエーションに富んだジオン製MSが次から次へと、押し寄せる。
 プルとマリーダは、エムエイフの最大の利点である優れた運動性を駆使しながら、次から次へと撃破していく。
 本来は警察組織であるエイフだが、逮捕が不可能と認められた場合、しかもかなり苛烈な戦況においては各艦の司令の判断で、撃墜あるいは射殺が許可される。
 後ろにいるのは、おそらくは袖付き。
 それに先導された、各地の残党は軍よりは叩きやすいエイフを的にしている。
 既に撃沈された哨戒艦も、少なからずある。
 その苛烈な状況の中でも、エイフの隊員たちは奮戦し、数においては大きく勝る残党達を退けていた。

「御免。ガス欠。一旦戻る。」
「気を付けて。」
 可能な限り推進剤と弾薬の消耗を抑えながら、プルとマリーダは戦っているが、それにも限度がある。
 先程、補給から戻ってきたマリーダ機は余裕があるが、限界に達したプル機は一旦イギリスに帰投する。
「よーし。補給と整備。1秒でも早く終わらせろ!!」
 イギリスの格納庫では、帰投したプル機の整備と推進剤、弾薬の補給が急ピッチで行われていた。
『せめて、サイコミュ搭載機があれば…。』
 エムエイフはジェガンをデチューンして、警備組織用に再設計した機体であり、嘗て駆っていたサイコミュを搭載したニュータイプ専用機に大きく劣る。
 可能な限り操縦系には手を入れて、反応速度を高められているが限界はある。
 それを、2人の技術でカバーしながら任務をこなしていたが、今回の様な任務だとどうしても限界が出てくる
 事実、プルのエムエイフは、駆動系の各部が悲鳴を上げている。
「できる限り整備はしておいたが、あまり荒っぽくしないでくれ。そろそろ限界が近い。」
 ミネラルドリンクと簡易宇宙食を食べて休んでいるプルの元に、整備班長が来る。
「なるべく、そうするわ。」
 そう言いながらハッチを閉めると、発進していく。
 そして、その時、アドミラルワッケインからの救援が間に合った。
「プル、マリーダ。生きてるか?」
「うん。」
「はい。」
「よし。ここからは僕たちに任せろ。」
 ダブルビームライフルで、残党を次々と仕留めると、ファンネルを展開する。
 ホワイトスパローは、ディフェンサーユニットaタイプを装備したガスナーが、ミサイルを広範囲に発射。
 回避先を読んで、リゼルとエルフ隊が一網打尽にしていく。
 しばらくすると、残党達は集団戦等が不可能な程に撃破され、ほとんどが逮捕されていく。

「アムロ、カミーユ。助かったわ。」
「ありがとうございます。」
 長時間の激戦で、プルやマリーダだけでなくMSを駆る捜査官たちは、全員医務室で点滴を投与されている。
 アムロとカミーユは、陣中見舞いに来ていた。
 現在は、第1戦隊が、イギリスの護衛をしている。
「2人とも、よく頑張ってくれたな。」
「うん。」
 プルとマリーダの踏ん張りがなければ、イギリスは間違いなく撃沈されていただろう。
 その事を、2人はよく解っていた。
「それにしても、こうも激戦が続くとエムエイフでは厳しいな。決して悪い機体じゃないし、ジェガンの系列に名を連ねる、機体なんだが。」
 警察活動用に設計されているとはいえ、一線級の軍隊相手でも、運動性を最大限に活かして十分に戦えるだけの性能を持っている。
「機動OSのリミッターを全部外して、2人用に調整しても、難しいでしょうね。かといって、ジェガンを配備しても…。」
 ベースとなったジェガンを配備したとしても、状況はあまり変わらないとアムロとカミーユは考えた。
「すぐに調達できるサイコミュ搭載機があれば、いいんだが。」
「そんなのは、ほいほいないですよ。生産機自体が、少ないですから。」
 サイコミュ搭載機は、ニュータイプ或いは強化人間にしか扱えないという性格から、数そのものが少ない。
 さらに、1機当たりのコストも高い。
 特に、サイコミュシステムのコストが高かった。
 現在、連邦軍のニュータイプ研究所は、閉鎖されている。
 ティターンズ主導による、非人道的な強化人間関連の実験が表面的な理由だが、ニュータイプ用MSのコストも理由の一つだった。
 第1次ネオジオン抗争後も、各所で活動するジオン残党に対処するために、軍の予算は十分に確保されている。
 が、ニュータイプ研究所が、再開される気配はなかった。
「せめて、相応の機体があればな。エムエイフでは、短期間にフルオーバーホールを繰り返すことになりかねない。」
 2人の整備記録を見たが、戦闘技術を活かすにはエムエイフでは明らかに荷が重かった。

「通信です。グラナダ工場からの輸送艦ガンインがランデブーを求めています。」
「アナハイムから?」
 アンダーソン司令が、怪訝そうな表情になる。
「ライブラリ照合。コロンブス級ガンインで、間違いありません。」
「座標を伝えろ。但し、警戒は怠るなよ。」
 連戦に続く連戦で、イギリスのクルー達は気が逆立っている。
 無警戒という訳には、行かなかった。
 が、結局何も起こらずに、無事にランデブーした。

「アシュラ・テンプル?オデットやオディールの色が見受けられるな。」
 イギリスの格納庫には、ニュータイプ専用MSが2機運び込まれていた。
「RMS-120A アシュラ・テンプル。以前に試作された、アナハイムの試作機か。」
 2人は、タブレットのデータに目を通す。
 RMS-120A アシュラ・テンプル。
 嘗て、プルとマリーダが運用したニュータイプ専用試作MSをグレードアップ。
 装備を強化してある。
 新設計の小型ファンネルをサイコプレートで挟み込み、それ自体が近接戦闘にも使用可能である。
 肩部にはジャベリン6連装ランチャーの他、アームで可動且つ有線サイコミュ方式のシールドであるラウンドバインダーを搭載。
 それぞれ、3門のメガ粒子砲を装備する。
 2人が駆ったオデットとオディールは性能以上の戦果を挙げたことで、更に高性能を与えるべく再設計された。
その後、いくつかのテストを行った後、倉庫に保管されていたが、今後の事で連邦軍、エイフの上層部が協議し、配備することが決定した。

 背部には、大推力の高効率スラスターを搭載。
 各所には低推力スラスターの集合体が搭載され、時にスラスターに、時にアポジモーターになる。
 その他アポジモーターを全身に搭載し、非常に優れた機動性と運動性を持ち合わせるMSを開発することに成功した。
 さらに、配備が決まったことで、サイコフレームとサイコミュ受信パックを搭載。
 余剰のサイコブロックを使用した、ファンネル操作用のサイコミュを搭載。
 高い追随性も、実現している。
 厳重に対ビームコーティングが施されたガンダリウムコンポジット製シールドを搭載。
 頭部には、新型の37mmバルカン砲を4基搭載。
 近接戦闘用兵装として、ビームサーベルを搭載。
 信頼性の高い設計の兵装を搭載している。
 装甲は、新型のガンダリウムコンポジットに換装。
 表面には、新型の多層式対ビームコーティングを、施している。
「盲点だったな。サイコミュ技術の蓄積の為に、自社開発した機体が何種類かある事を忘れていた。」
「ほら。2人とも、サイコミュ調整してこないとな。」
「うん。」
「はい。」
 カミーユに促されて、コックピットに入ったプルトマリーダは、サイコミュ調整に入った。

「これで、ライムがやりあった、袖付きのニュータイプ用MSともやりあえるだろう。」
「キュベレイに似ていた、例の奴ですか?」
 ライムがディジェNTでやりあったディアーナは、連邦軍の間でも話題になっている。
 事実上、バナージの初陣であった戦い以降、各所で連邦軍の部隊を撃滅している。
「どこの部隊がぶつかるかは解らんが、対抗できる駒が増えたのは僥倖だな。」
「ですね。」
 アシュラ・テンプルを見ながら、アムロとカミーユは今後の見通しを話し合っていた。

「フォン・ブラウンへ?ああ。僕たちの機体もそろそろ完成か。」
 アドミラルワッケインに戻ったアムロ達を呼んだブライトは、フォン・ブラウン工場に行くように辞令を渡した。
「ああ。サラン技師曰く、会心の出来だそうだよ。今は、最終調整と実戦装備中だそうだ。早速受取りに行ってくれ。現在の袖付きの動きを考えると、可能な限り早く受領したい。最終調整は、こちらでも行える。今、アストナージが、体制を整えている。戻ってくる頃には、準備も終わっているはずだ。」
「了解しました。そういえば、例のラプラスの箱に関わっている第2、第3戦隊はどうなっていますか?」
 ラプラスの箱の追跡任務を担当している第2、第3戦隊の状況は、第1戦隊に逐次入っていた。
「ファーストポイントの調査は、終えたそうだ。次のポイントは、地球。尤も、飛び切り大きな溜息をつきたくなる場所だ。」
 そう言って、ブライトはセカンドポイントである地球のポイントを口にした。

「ある意味、飛び切りのブラックジョークだな。カーディアス・ビスト。何を考えているんだ?」
 二つのポイントと、その間にある歴史。
 何の意図があってポイントを指定したのか、アムロは亡きカーディアスに聞きたくなった。
「ひとかどの人物だ。相応に思惑があるんだろうが、普通の人間なら、思惑を聞きたくなるだろうな。が、ある意味、それ以上に聞きたくなるのが、今、ビスト財団を仕切っている、マーサ・ビスト・カーバインの思惑だな。アナハイムの取締役会を動かして、地球に降りた部隊に多大な援助をした。そちらには、一応キャスバルが、楔を打ち込んでいったよ。これで、ある程度の掣肘が可能となった。初めて聞いたときは、うまいことやったと思ったよ。カーディアス・ビストが集めたアナハイムの株式。全株主の内の14%分の委任状をキャスバルが託されてな。素早く動いて、でかい楔を打ち込んだよ。女帝側の勢力は、大株主ではあるが、筆頭株主じゃない。実質的には、キャスバル側が筆頭株主となった。それで、地球に降りてからの様々な段取りを整えた。これ以上、女帝に好き勝手させるわけには、いかんからな。」
 考え込みながらも、ブライトはどこか安心したような表情だった。
 財団にとってもラプラスの箱は、命綱である。
 それ故に、あまり関わらせたくなかった。
「確かにな。が、奴さんがおとなしくしているとも、限らない。油断は禁物だ。」
「ですね。首都がダ・カールから月のフォン・ブラウンに移っても、ジオン残党のテロは完全には無くなっていない。奴らが、箱を狙っても別におかしくも何ともありませんよ。一旗揚げそこなって不満をため込みながら燻っている残党が、襲い掛かる事も考慮しないと。例のMS。かなりの性能と聞いていますが、パイロットは子供。まあ、僕やレイ中佐が言えることじゃないですけどね。」
 統計上、地球でのジオン残党のテロは確実に減っているとはいえ、それで安心する程にアムロもカミーユも能天気ではなかった。
「うまくいけば、例のキャメロットの支援も受けられるかもしれん。ルオ商会のサポートもある。護衛役はMS戦も白兵戦も技量は信頼できるそうだ。とにかく、宇宙の方は俺たちがしっかりしないとな。とにかく、アナハイムに行く準備を始めてくれ。」
「「了解。」」
 ブライトの言葉に、アムロとカミーユは敬礼して自室に準備に行く。
 翌日、大型の増槽を付けたベースジャバーに乗って、アムロトカミーユは、2人の専用機として開発されているガンダムを受け取りに向かった。

後書き
第2、第3戦隊がラプラス関係で動いているので、増援が出るかと思いきや、第1戦隊は1個戦隊で任務に精励。
精鋭パイロット、高性能MS、自由に動ける権限等を与えられてはいますが、使える部隊を遊ばせているほどに連邦軍は人材豊富でもありません。
それは、警察組織のエイフも同じことで、プルとマリーダの母艦であるイギリスも多忙です。
が、そんな部隊へのプレゼントで、ネオジオン戦記で2人が駆っていたオデットとオディールをベースにした、試作ニュータイプ用MSアシュラテンプルが配備。
各種テスト後に、倉庫で眠っていたMSです。
残り物には福があるとは、よくいった物です。
これで少しは、楽になりますかな?
その後、アムロとカミーユにはフォン・ブラウン工場に向かうよう辞令が出されます。
その際、マーサが動いて、バナージ達に多大な援護をしている事。
まだ意図は解りませんが、キャスバルが楔を打っておいたこと。
そして、亡きカーディアスが動いて、事実上、キャスバルがアナハイムの筆頭株主になった事。
これらが、知らされます。
少なくとも、マーサよりは遥かにマシです。
さて、完成した二人用のガンダム。
どんな、機体でしょうか?





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この記事へのコメント

うしつぎ
2023年01月11日 20:26
どうする家康で今川義元が一話で死するもまともな戦国武将として描かれて気分良かったせいで、ガンダム記事にも少しずつ分かる程度でコメントに推参する予定。

>少なくとも、マーサよりは遥かにマシです。
    
 現場の理解が欠如した文の長ほど危険な組織はないと古代から人類史が教えてくれてます。廉頗、李牧・・・うっ頭が痛い(笑)。
    
 そもそもシビリアンコントロール=文民統制というものが金科玉条にできるほど文民が武を軍人を統制ないし理解していたかと歴史に問えば疑問符有りまくりです。
 軍事に長けていると言われた英チャーチルでさえ日本甘く見てウェールズを海の藻屑にしたし、ルーズヴェルトは言うだけ野暮。。。指揮権全部集めた独裁者ですらヒトラー、スターリン、どこぞのスターリンコピー大統領も軍事を無駄に死なせている。
   
 うしつぎが思うに本来文武は一つ!古代の政治家は軍の最高責任者兼務でした。軍事が政治の延長ならば当然の帰結。
   
 だが時代が進み処理案件か膨大になったので現場担当を軍務者に分けただけでしょう。 戦争責任者は戦略立案の能力と時間を持つ文民(政治家)に、戦場責任者が戦術構想の能力と時間を与えられる軍人に。
 故に現場が分かる政治家(ひいては軍事をサポートできる軍師随伴がいれば)でなければ戦争始めたり運営させてはいけないと言うことです。軍事予算増やしても軍事を理解する教育が政治家に無ければ危険極まりないと現首相は絶対分かってない罠。。

 この回ではキャスバルは妥当でしょう。
2023年01月12日 21:08
うしつぎさん。
コメントありがとうございます。

>そもそもシビリアンコントロール=文民統制というものが金科
>玉条にできるほど文民が武を軍人を統制ないし理解していたか
>と歴史に問えば疑問符有りまくりです。
 政治家が悩んでいたことは、文民統制というよりは、どうやっ
 て軍を自分の支配下に置く事。
 的外れにも程がある。
 現場を理解しつつ、将軍たちとも積極的に意見交換して、いざ
 という時の対処法も十分に、練っておく。
 軍が暴走しないように抑えつつも、非常時に力を合わせて国を
 守れるようにしておくこと。
 それが、文民統制でしょう。

>軍事予算増やしても軍事を理解する教育が政治家に無ければ危
>険極まりないと現首相は絶対分かってない罠。。
 ただ増やすだけではなく、どういうドクトリンの元に国を守る
 かを考え、それに必要な分野に防衛費を集中する。
 岸田さんは、どういう風に国を守るかに関して、ほとんど何も
 考えているとは、思えませんわな。
 そういう時は、自衛隊から積極的に意見を聞いて、どんなドク
 トリンで国を守るか?それに何が必要かを、聞こうとしてない。
 聞けよ!!!
ZEST
2023年01月17日 11:57
こっちのお話にもコメントをします、ZESTです。

バナージ達が地球へ降りようとしている頃、アムロ達ロンド・ベル第1戦隊とプルとマリーダも頑張ってますね。

そういえば、本作ではマリーダとプル、そしてライムはまだバナージと接点が無いですね。
マリアとも会う事になるだろうから、バナージがマリーダとプルとライムと対面したら、凄く驚きそうです。
2023年01月18日 00:38
ZESTさん。
コメントありがとうございます。

>アムロ達ロンド・ベル第1戦隊とプルとマリーダも頑張ってます
>ね。
 第2、第3戦隊は袖付きがらみで、しばらくは動けない。オット
 ーも歯痒いでしょう。インダストリアル7を襲われる可能性もあ
 りま
 すから。
 その間は、第1戦隊が頑張るしかない。
 サイド4と周辺宙域に、袖付きが襲来する可能性もある。
 新型のMSを投入してきたことも考えると、ロンド・ベルには、
 もう少しとどまって欲しいのが、サイド側の思惑でもあるでしょ
 う。というか、マーサのBBAかも。
 いずれにしても、あと1個戦隊が自由行動に入れる現界でしょ
 う。

>バナージがマリーダとプルとライムと対面したら、
 絶対面白いでしょうね。