黒執事　Ｂｏｏｋ　ｏｆ　Ｃｉｒｃｕｓ　第２話　その執事、壇上: cogito,ergo sum

2014年07月18日

黒執事　Ｂｏｏｋ　ｏｆ　Ｃｉｒｃｕｓ　第２話　その執事、壇上

シエルの元に送られた、ビクトリア女王の依頼。
それに関連するのは、ロンドンを訪れるサーカスの一団。
その関係とは？

各地で発生する、子供たちの失踪事件。
その真相究明と、子供たちの保護がビクトリア女王からの命令でした。
早速シエルはロンドンで、行動を開始。

しかし、スコットランドヤードでは完全に空振り。
頼みの綱としてアンダーテイカーの元を訪れますが、裏世界でも失踪事件の被害者の死体は出ておらず、アンダーテイカー自身も事件の事は知りませんでした。
こうなれば、方法は只一つ。
疑惑のあるサーカス団に、接触するのみ。

ちなみにサーカスの様な物は、古代エジプト時代では既に存在し、古代ローマ時代に原型が出来ました。
現在の様なサーカスが出来たのは、１８世紀後半のイギリスです。
日本では、１８６４年。横浜で最初の興行が行われました。

さて、ノアの方舟一座ですが、火を噴く。
空中ブランコ。投げナイフ。綱渡り。猛獣の火の輪くぐりと、さして疑惑を持つような物はありませんでした。
さすがにスネークは、ちょっと怖かったですけど…。

演目も進み、見物客が参加するショーでセバスチャンがご指名。
それを、きっかけに事態が動きます。

何と、一座の一員ビーストの支持を無視して虎とたわむれた結果、頭を齧られたりと、一座も真っ青の事態に…。
虎って、ネコ科ですからね…。
私も、忘れていました。

ショーが終わって、一座を束ねるジョーカーが謝罪と念のために一座の医師に傷を見てもらう事を勧めます。

医療用のテントでは、医師が技師の具合も見ていました。
しかもちゃんと動きます。
現代医学では、ある程度動く義足はありますが、腕もあるとなるとびっくり仰天ですな。

感心したセバスチャンが、ビーストの義足を見ていると、メンバーの一員ダガーがぶちぎれて投げナイフを投げつけますが、そんな物を受け止めるのはセバスチャンにとっては訳もないこと。
ビーストの鞭もまた然り。
事がこれ以上面倒になる前に、医師とジョーカーが仲裁に入ってどうにか事なきを得ます。
さて、ジョーカーはセバスチャンの卓越した運動神経に感激。
スカウトしたいとまで言います。
チャンスです。
後日、入団試験を受けることになります。
何か、掴むことが出来るでしょうか？