機動戦士ガンダムUC 二次創作 機動戦士ガンダムUC理想への旅 第21話 レゾンテートル

 アナハイム・エレクトロニクス フォン・ブラウン工場。  アムロとカミーユの専用機である、2機のガンダムはここで製造されている。  かなり形になっており、残すところは、ほとんど最終調整のみである。  宇宙港についたアムロとカミーユを、オクトバーと数人のスタッフが出迎えた。 「かなりの突貫工事になりましたが、当初の予想より早く組み上げることに成功しました。我が社の技術の粋を結集した、最高傑作です。」  開発指揮を執っているオクトバーが、誇らしげに2人に説明する。  設計をしたのは、アムロとカミーユである。  それを基に、開発されたガンダムは2人にとっても誇りになる。  オクトバーはそう考えていたが、同時に眉を顰める点がある事も当然理解していた。 「どういうことだ?渡した設計図と比較すると、大分手直しをしているようだが?」  アムロが、横目でオクトバーを見る。 「あれ、通常のスラスターじゃないですよね?どういうことです?聞いてはいないのですが…?」  カミーユが、真正面からオクトバーを見る。 「理由があってね。設計図は、大幅に見直させてもらったよ。」  アムロ達の前日に到着したキャスバルが、理由を説明する。 「はい。様々な理由から、各部を徹底的に再設計し、新技術を大胆に導入している面が多々あります。最初に言っておきますが、お二方の設計が問題だったという事ではありません。それに関しては、後ほど。では、説明を始めさせていただきます。」  オクトバーにしては珍…

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